Okunomichiさまによる"WOSHITE WORLD"
英語版ヲシテ研究サイトができました!
この「ヲシテ・ワールド」は
これまで日本語でしか読めなかった、ヲシテ文献の勉強の仕方や、
その精神的な奥深さを、英語世界の方々に説明するものです。
例えば、
いまは神秘的な「神話」となってしまった
「カミノヨ」の出来事に新しい光を注ぎ、
文献に記載されている事象が、
現代の日本の精神や伝統、また具体的な慣習や祭りとしても、
今なお豊かに継承されていることを語ります。
私たちは、このサイトにて、
ヲシテ時代の高い文化と叡智を伝え、
それを現代につなげていきたいと願っています。
by Okunomichi
去年の秋、ご縁があって、
日系三世のOkunomichiさまに、ヲシテの講義をするハメになりました。
ことに滞日中に手に入った 『よみがえる日本語 Ⅰ、II』 を理解したいし、
またヲシテ文献に何が書いてあるか、知りたいとのことでした。
でも困ったことに、ご本人は漢字は苦手・・・
日本文を読むのもたいそうな時間がかかるのだそうです。
しかーし、私だって。
えいごは・・・英語・・・なんていうレベルではありません。
中学までは、それなりに勉強していたのですが、その後高校では(受験)英語をサボって、
受験目標の音楽実技ばかり打ち込んでおりました。
月日は流れ、今から40年くらい前。
夫の米国留学の最後の6ヶ月間、東部の都市ボルティモアに、
3歳の息子を連れて合流した時以外に英語を使う機会もなく、
今となっては英単語も、文法も、忘却の彼方へ。
なのに、ご縁というものはすごい(困った)ものでございます。
幸いご本人は、日常の日本語はお話になれるとのことで、
スカイプを使って、ともかくやってみようということに。
私は日本語で、あちらは英語でという、凸凹レッスンとなりました。
でも、だからこそ・・・入念な下調べは欠かせません。
自分が完全に理解していないと、伝えられるはずがありませんしね。
そのため毎回レッスンノートを作り、意思疎通のために英訳(ヘボな)も、いたします。
これが毎回けっこうな時間がかかります。
だって私の頭からは英文なんて、出てこないんですもの・・・(涙)
それでも窮すれば通ずと申します。
今は、時代が変わって 「翻訳サイト」 なども使えるのですが・・・
・・・しかし・・・コヤツ、肝心なところで役に立たないおバカなんですね。
Okunomichiさま曰く
「クレイジー!」
・・・それでも、機械のヤツが認識しやすいように、日本文を工夫することで、骨組みだけは英語らしきモノが作れます。
それに、忘れ果てた英単語も、かなり見つかりますし。
さらに、幾つかの翻訳サイトを併用し、文章を取捨選択しまとめあげて、
最後は勘だけでどうにかこうにかでっちあげるのです。(汗)
不出来な英文を補うために、こまめに画像も作って送りました。
これはとても役に立ち、喜んでいただけました。
レッスン後には、ご自分の言葉で、理解した内容をレポートにまとめて送ってくださいます。
もちろん疑問や質問も入っています。
それをチェックして、間違いを直し、理解不足なところや補足を日本語で書き、
またもやデッチ上げ英文をつけて送り返します。
この意見交換は、何度も何度も繰り返し、徹底的に行いますが・・・・
それにしても私、 なぜ、英語が読めて、
なぜ、肝心なところを逃さずチェックできるんでしょうかしら?
毎回、ほんとうに不思議に思っているところです?・・・はて?
Okunomichiさまは、とても勉強家で熱心です。
なんと2回のレッスン後には、ヲシテ原文を
しっかりと、お読みになれるようになりました!
しかし、それも不思議なことではありません。
実はこの方は、京都大学で理学博士号をとられた、
宇宙物理学博士でいらっしゃいました。
また、古代人の天文学や、
ストーンサークルをはじめとする巨石群にも興味をお持ちにて、
日本においても、
岐阜県にある「金山巨石群」調査の検証や、助言をなさっておられます。
話は元に戻りますが、"WOSHITE WORLD"には、
ヲシテ研究アドバイザーとして、協力者の私へのオマージュを書いてくださいました。
ちと恥ずかしいので、英語本文だけをご紹介いたします。
Special Acknowledgement
Shoko Sakata is a researcher at the Japan Woshite Institute. Woshite World is deeply i
ndebted to Ms. Sakata for her cooperation and participation as advisor as well as instructor of Wosite research. Except for several charts from the Yomigaeru book of Aoki and Hiraoka, all other charts were made by Ms. Sakata. Almost all of the Woshite research reported herein is due to Ms. Sakata. This blogsite would not be possible without her daily interaction and interest.
このような身にあまるオマージュをいただき、
私、びーちぇは、これからも日本ヲシテ研究所の一員として、
Okunomichi さまと手を携えて勉強し、ヲシテ文献の真髄を英語圏にも伝えるべく、
両世界の架け橋となるよう、心がけてまいりたいと存じます。
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