つれづれ
今週はトヨケカミについても、もう1度ノートを見直している。
ん?・・・ああ!・・・この言葉。
うっかりしていたのに気がつき、調べ直しが始まる。
池田満先生が、勉強の座右に置くと良いと言われた辞書。
「大言海」・・・大槻文彦
「日本地名辞典」・・・吉田東伍
「大漢和辞典」・・・諸橋徹二
幸い、父の残してくれた大言海はあるので良かったが、
他の2つは古本でもウン万のつく結構なお値段!・・・(^_^;)
それでも、信頼出来る辞書が無いとどうにもならない。
大言海は、広辞苑などの国語辞書の元になっているのだそうです。
とりあえず、地名辞典だけは買ったけど、当分はお金ためなきゃね。
さて本日は、
よくご質問があることについて書いておこうと思います。
>伊勢神宮の外宮のトヨケカミは、お参り順から考えて、
>アマテルカミより地位が高いということだったのでしょうか?
>もうちょっと、詳しくそこのところを。
はい、地位で言えば内宮に祀られている8代アマカミであった
アマテルさんの方が上なのです。
でも、心情といいましょうか、
外祖父であり、師父であり、また重臣として、
アマテルカミに多大な人格的な影響を与え、
実際的にも、政ごとをサポートなさったのが、
トヨケカミ(豊受の大神)だったのですね。
国民の信頼も厚く、この方が乗り出されれば、なにごとも丸く収まるほど、
全ての人に敬愛されておいででした。
トヨケさんがお亡くなりに なった時、領地の民が嘆き悲しみ、
そのあまりの悲しみに、アマテルさんが心を打たれたご様子が書いてあります。
最後の教えとして、アメナルミチの奥義を授かったアマテルさんが、
お弔いも終わって中央にお帰りになると聞いた民は、
その御輦車(アマキミの乗られる御輿)に取りすがり嘆きました。
途方に暮れるあまりに御輦を離さず、身も世もなく嘆く民の心情を、
深く理解したアマテルさんは、皆が落ち着くまで5年以上もこの地にとどまり、
自らマツリゴトをおとりになったそうです。
時は過ぎて、
アマテルさん自身のご死去の際の、ご遺言も、
皆が思うアマカミにふさわしいお墓ではなく、
ただ、「トヨケカミと死後も一緒にありたい・・・」という仰せでした。
ワガイノチ アメガシラスト
ヤモカミオ メシテワレヨオ
イナマント サルタニアナオ
ホラシムル マナヰニチキル
アサヒミヤ オナシトコロト
ノタマエハ モロオトロキテ (ホツマツタヱ 28ー34、35)
アマテルキミは寿命のつきることをお悟りになり、
皆を呼び集めて
「ワレ ヨオ イナマン」と仰せになって、
敬愛するトヨケカミのお墓であるマナヰのお山に、
サルタヒコさんに穴を掘らせ、
自ら入ってカミ上がりなさったのです。
マナヰのお山そのものが、お二人の陵墓となりました。
そのお山の入り口には、
すでにトヨケカミを奉ったアサヒミヤが建っておりました。
この地から、
伊勢のアマテルカミのお住まい(ミヤ)のあった地に御遷り頂いたのは、
ずっと後世になってからのこと。
その時お祀りしていたミツエシロ(斎主)のヒメにお告げ(たぶん、夢)があり、
「マツルのは、トヨケカミを先に・・・」と言われたようです。
そのため伊勢神宮には、トヨケカミにもお遷り頂き、
お参りは、トヨケカミを奉る外宮を先に詣でてからと、
今も伝えられているのです。
お二人の繋がり、また民との深い心の交流が篤く伝わるエピソードではありませんか。
この辺のお話も、後でじっくりと書くつもりでおります。
あ、最後に
アマテルカミも
トヨケカミも
男性であられたことだけは、
しっかり覚えていてくださいね?
| 固定リンク
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/96841/6943144
この記事へのトラックバック一覧です: つれづれ:
» 三笠宮親王伝化の発言など「どうということはない」 [靖國神社 英霊 日本]
表題の言葉を吐いたのは、皇室典範に関する「有識者会議」の座長!東大の学長を勤めた男らしい。なるほど、不敬な人間ではある。このような人物が、皇室典範を変更し、日本の、もっとも貴重な伝統を、破壊しようとしているわけだ。これは日本そのものの破壊につながりますよ。
以下のサイトには、私よりはるかに知的で冷静な発言、および報道資料が掲載されておりますので、参考にしてくださいませ。
猫研究員の社会観察記:女系天皇前提に「長子優先」提案−有識者会議
あ、いかん。血が上ってきた。... [続きを読む]
受信: 2005年11月 8日 (火) 07時25分


コメント
毎回 心に響くお写真もありがとうございます。
今月13日に伊勢神宮へ行くことになりました。
突然、昨日決まったのですが、思わぬ
展開に驚いています。
行ってご挨拶しなさい (思いをめぐらせよ)
との意かしら。
ビーチェさんの講義、わかりやすくて、
次が楽しみです。
できましたら、主だった内容の原典箇所も
載せていただけたら嬉しいのですが。
投稿: 北村 洋子 | 2005年11月 9日 (水) 18時21分