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2009年11月27日 (金)

縄文固有文字「ヲシテ」 改訂版

Photo

こんさまのブログには、「言葉」というテーマで、
日本語について、素晴らしいエントリが書かれています。
そこで、私ももう少し詳しくヲシテの字のことをご紹介したくなりました。

まず、このヲシテという言葉です。
今はっきりしてきたのは、ヲシテがそのまま「字」という意味も持っていること。
「ホツマ辞典」から、転載させて頂きました。

wosite_how



重要なことは、建国以来、文字というものが、
文化、文明を人々に伝え、教えるための道具として考えられていたこと。
ヲシは、教えるの語源であり、
は、手段という意味を含んでいたことです。


また、前にも書きましたの字が、
目に見える字形からも、国土と、その上に立ち、両手をアメに高く広げ、
アメよりの恵みを受けるアマカミの姿を表していました   

                      ※ 上記掲載しましたホツマ辞典文中にも、原字が見えますよね?

そして、アマカミ・・・つまり天皇さまが   、
アメとクニとの仲介をなさるお役目、大自然からの恵みを受け、
国土と民に、惜しみなく、
常に与え続けるお方であられるということを、
たった1字で表しています。


これが我が国の建国以来の基本理念なのです。
そして、同時に上に立つものの規範、憲法とでもいうべきものとして、
世々に・・・幾千年を経て、現代までも伝えてきたのです。




前のことになりますが、皇后陛下は御心を表明され、
「皇室は祈りでありたい」
と、仰せになったのです。

このお言葉は、建国以来のご皇室の一番大切なお役目を、
見事にお伝えになっていると、私は深く感動致しました。



天皇さまのお仕事の第一は、

国の祭祀主であられることです。

このことは、
推古(すいこ)天皇さまにおいては

「群臣(まへつきみたち)、共に為(ため)に心を竭(つく)して、
神祇(あまつかみくにつかみ)を拝(ゐやびまつる)るべし」

という詔が下されていますし、

大化の改新の後には、
孝徳天皇さまに、
臣の蘇我石川麻呂より献言がありました。


「先(ま)づ以(もっ)て神祇(あまつかみくにつかみ)を祭(いは)ひ鎮(しづ)めて、
然(しかう)して後に政事を議(はか)るべし」


鎌倉時代には、

「禁秘抄」を順徳天皇さま御自ら書かれ、
後代の天皇さまの為に、常日ごろ心がけることとして、


「凡(およ)そ禁中(きんちゅう)の作法、神事を先にし、他事を後にす。
 旦暮(たんぼ)敬神の叡慮懈怠(えいりょけたい)無く、
 白地(あからさま)にも
 神宮並(ならび)に内侍所(ないしどころ)の方を以て
 御跡(おんあと)と為(せ)ず」

とお教え下さっているのです。

江戸時代の後水尾天皇さまも、
光格天皇さまも。

そして、

明治天皇さまも・・・
今上天皇陛下にいたるまで。



まず神祇が第一のお仕事と

敬虔に厳粛に

毎日お祈りなされるのです。





さて。

縄文文字はこのように、ただのかなカタカナのような、
またアルファベットのようなものではありません。


日本語では、平仮名と漢字が使われている。
平仮名は、文字と発音が対応付いた表音文字である。
簡単に習得できる反面、同音異義語の区別ができない。

そのため、平仮名のみの文章では、
意味を区別する必要があるので思考が断続的になりやすい。

漢字は、文字に意味が対応付いた表意文字である。
同音異義語も区別できるので、直感的な理解に役立つ。



と、こんさまは解説されていましたが、


実に縄文文字ヲシテは、表音と表意が結びついており、

簡単な、異字表記によって、

同音異義語などが区別できるという、

素晴らしいものでありました。



基本は48文字ですが、
いま解明されている異字体をいれますと、
実に138文字ほどにもなりましょうか・・・
しかも、元の文字形を崩さずに、容易に識別できるような優れたものです。


もう一ついえることは、

5つの母音も、10の子音も、

それぞれに

哲学的な意味があることも分かりました。

しかも、それが結びついた文字となり、

さらに単語を形成する時に、

さまざまな深い内容を表すことができるのです。

例えば漢字の「山」という字は、下記のような象形文字です。



Yama_sirakawa_5
   




次にヲシテでは、実に、このようになるのです。

概念も、構造も、まったく違っているとお思いになりませんか?




Yama_w




そして、なんと。

日本中で一番長く日のあたる場所は、富士山頂なのです。

我が祖先の方々は、まず山の形にとらわれず、
そこがどんな場所であるかを考えられた。
そしてその考察から「ヤ」と「マ」の字を選び、命名されたのですね☆

これはまた、重大な意味を含んでいます。

まず、字ができてから

言葉が作られていった・・・のですから。

このゆえに、簡単なカタカナ・ひらがな表記では、
情報の1割も伝えることが出来ません。

またその表記を元に、
漢字直訳といいましょうか、そのような形では、
とんでもない誤訳の重畳となるために、
私達は、あくまでヲシテ表記にこだわっているのです。





もうひとつ、例を挙げてみましょう。
実は私の失敗談なんですけど・・・ (^^;)

見事に初心者だった頃のお話です。

ある時カトリカミ、カシマカミのことを、
夢中になって調べていました。
で、カトリカミはどうも、(ヰヅ)ヲバシリまたは、
フツヌシとも呼ばれたお方のようです。
ヲバシリさんは、我が国で初の騎馬軍団を作り上げた方。

そして「ノリノリ ヒトヌキマノ アヤ」という文書に出くわしました。
つまりは「乗り法の・・のフミ」?・・・とでも訳しましょうか。



        uma



私は馬に乗ったことが数回あります。
といっても、阿蘇の観光用の馬にね? 笑)

祖父や父、それから曽祖父は、戦前(もちろん私が生まれるずっと前!)
馬に乗っていましたが、もちろん田舎のことです。

現代でいえば、自家用車ってなもんでしょう。

母は東京育ちでしたが、動物好き一家のことで、
小さい時から乗馬を習ったそうです。
ま、そういうわけで、ものすごく興味を引かれた訳です。




ところが、これが微に入り細にわたる文章で、しかも長い。

ヲシテも良く覚えていませんでしたので、
とりあえず、カタカナ書きにしてにらめっこしました。


この文は、アマテルカミの御世から、
だいぶ後に書かれたみたいに思えます。
なぜって、かなり分かりやすいヤマトコトバに思えて、
ルンルンしていました・・・が、その中の1節。
見事に引っかかりましたよっ!


ムマノミギヨリ
フミノボリ シクヤスクラノ
アフミナワ マチニヰキアゲ
コゝロミテ



この、マチニヰキアゲっていう一文が・・・???

結論を申し上げると、このはただのではなかった。
数詞だったのです。

カタカナじゃ分かんないよう! 泣)


はい。右が普通のヰね。左が数詞でハネがあります。



wi_wi

ちなみに、ある人はこのように 誤訳しています。

襠に居木あげ試みて?!
待ちに息あげ試みて・・・?!

なんのこっちゃ。

あはーん・・・写本の字が違ってたのかな?
何冊かの別写本で照合・確認してないのよね。

で、私の場合・・・

さんざん苦労して分かったことは、ヰキとは、5キ。
その当時での長さの単位のキ(寸とほぼ同じ長さです)
5キは、5寸ぐらいの長さでした。

マチ(ゆとり)を取って、鐙を足先の届くところから、
5キ(五寸ぐらい)上にあげてみて、
足を踏ん張れる、ちょうど良い位置を、いろいろ試して・・・

が、正解でしたっ!

実に12文字を、現代語に正しく翻訳するには、
58文字を費やさないと、分からないのですからねっ!!!


も、もちろん木の意味もありますし、東の意味もあり、
これらは、文脈と、言葉の構成によって類推していたのですが、
最近の研究では、文字の形から意味が驚くほど明解に説明できることが解りました。

次には、この苦労して読解した、
「カトリ、カシマカミとお馬さん」
という、
その頃の文をアップしてみましょうか・・・ (^0^)v 


さて、もう皆さまはご存知かと思いますが、

嬉しいことには、この数年の研究の成果として

「よみがえる日本語」が出版されました。

お手に取って読んで頂ければ幸いです。

 

(旧版 06/09/13) ,

 

Blog_ranking  ← よろしく☆

「よみがえる日本語 −−ことばのみなもとヲシテ」
   http://www.amazon.co.jp/dp/4625634075/
   http://www.7andy.jp/books/detail/-/accd/32245608
   青木 純雄・平岡 憲人 (著), 池田 満 (監修)
   明治書院  3990円

 

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コメント

復帰おめでとうございます!


ヤマは、山頂から見た 日の出と日の入りだったんですね。
ほのぼのと、心に響く 名づけだったのだと、
味わい深く読ませていただきました。


くれあける ヒノワよころび
たつやまの なはモトアケの
ヲシテよりくる

投稿: ひらおか | 2009年11月27日 (金) 16時55分

有り難うございます。

ひらおかさま方のご苦労なさった「よみがえる日本語」を元に、
しわさんのアイディアにもヒントを得て、考察いたしました。
我が国のヤマの意味は、
漢字の山とは違うというのが明確に良く分かります。

ひとつだけそびえ立つ山でも、連なっている山でも、
山に託した日本の想い、心というものを表現しているのですね?
アメに近い場所、恵み多き場所。
感謝や祈りを捧げるところとして、大切な所なのではないかと思います。

遥かに時代が過ぎ去っても、
山に籠って修行するというのが、とても自然に思えます。
そして、名のあるお山の頂には、小さな祠や、神社があるのも、当たり前ですものね・・・

カミアガリも、お山にホラを掘ってお入りになりました。
三輪山、箱根、富士山、高千穂岳、みんなカミさま方の御墓や御陵となりました。

これからも、アップのスピードはボチボチとなりましょうが、
あまり無理しないように、でも、少しずつ書いていこうと思っています。

投稿: びーちぇ | 2009年11月27日 (金) 17時31分

子音(相)母音(態)の意味をもっと知りたい方は、
ひらおかさまのブログへ、どうぞ☆
http://blogs.yahoo.co.jp/umayado17/59990015.html

下の方に表が掲載されています。

投稿: びーちぇ | 2009年11月28日 (土) 18時03分

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