思うこと、イロイロ
ヲシテを、相(子音)と態(母音)に分けて、自分で書いてみる。
そして、じっと見て考え合わせますと、
新しい世界が広がっていくのが判ります。
ですから、ヲシテを知りたい、勉強したいと思うすべての方に、
この方法を、お勧めしたいと思っております。
さて、今回お馬さんシリーズで、
いつものように気になるコトハを、片っ端から調べたり、書いたり、比較したり、
何日も、何日も、やっておりました。
・・・ええ、結構大変だったんですよ。
それでも、とことんやってみると、目的以外のご褒美もいっしょに頂けるものです☆
それは、今の私のレベルではありますが、
当時の色について、かなり把握が進んだということ。
アオは、漢字の青ではなく、アカは、赤ではなかった!!!
これは、本当にビックリでした。
アオについては、前エントリ後半に分析致しました。
「若く勢いのある、元気な」
また、色としては「深緑」なのです。
漢字の赤に近い色は
「クレナイ」が西の色、
「ニ」は西に沈みゆく太陽の色、また紅葉の色と書かれています。
では「アカ」はどんな意味なのか・・・?
下の図象をご覧下さい。
このように明と暗を、
「アカ」と「(マ)クラ」で表したのですね!
「アカ」
● 源からのエネルギーが、上下に行き交って循環し、
「今、明るく輝いている」
でも2文字目の「カ」の○の意味から、
「今後どうなるかは判らない・・・」と、変化の可能性を示唆しています。
そういえば、世界は朝が来ると明るくなり、そして夜には暗くなる。
必ず日ごとに変化するものですから。ね?
そして、明るさというのは色では表しにくいのに対し、
暗さは、表しやすい。
だから「クラ」を「クロ」として、黒い色にも使ったわけです。
「クラ」
よく使われるのは「マクラ」で、マはクラを強調、真っ暗。
「ク」は、ミヲヤからのエネルギーがまっすぐ降り、
また下からも上に行き交い、力強く動いているのです。
しかし「ラ」の態が、○のために、
その動きもエネルギーも分散していって現実化しない・・・つまり無くなってしまう。
それが「暗い」ということではないでしょうか。
「ロ」であれば、現実世界のものとなり力強く働くのですが。
クロはどこにあるかというと、地面の下、深いところを「クロトコロ」と言い、
その場所の色、働いている力、と解せます。
ですから「クロコマ」という訓練された黒い馬は、
そのような強く良く働くエネルギーを持っていると理解されて、
貴重なものと大事にされたのだと思います。
ここで、忘れてはいけないこと。
私たちのヲシテの1字1字の、
基本的な相(子音)態(母音)の哲学的意味は変わりません。
でも組み合わせにより、使い方により、いくつもの表現が出来るのです。
つまり、
「アカ」=「明るい」だけではない、いつか変化することが内包されている。
ですから使い方により、現在にポイントを置くか、
後の変化するであろうことにポイントを置くか・・・
「ミ ノ アカ」という、
いかにも漢字の「垢」と思える言葉も、
「ハハ ノ アカ チ」という「赤血」と簡単に思ってしまうフレーズもあります。
でも、似てるけど・・・やっぱり違うんですよねえ・・・
前後の文を読み、きちんと「相・態」を使って分析すれば、
ある時、ええっ!と、
目から鱗が落ちることがあるかも知れません。
でも、「よみがえる日本語」を片手に、
構文までも考えないと解けないかなあ・・・ 汗)
→ 原文はこちら
皆さまも、どうぞ解読に挑戦してみて下さいませ。
「マヌカルル」という動詞も原文にありますが・・・これヒントかも。
オマケのヒント?を、もう1つ。
「マカル」の意味も重要じゃないでしょうか。
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コメント
ほんまですねぇ。
「明るい」の反対は、
「暗い」とすぐに答えられるのに、
「赤」の反対は、
「青」だとかになってしまってますね。
いまや「赤」と「明るい」が同じイメージからきていることすら、
忘れ去られています。
この原因は、漢字当てはめにあるんでしょうね。
ヲシテは、言葉に隠れている、
日本語の本来の姿を見せてくれます。
「あか」は、
何もない暗闇に、ポン、と光が投げ込まれた。
暗闇で、火をおこしていて、火がついた。
夜の闇を、月が明るくしてくれる。
朝日が昇り、夜が明けた。
そういう「明るさ」が元々の意味か。
ココロを「あかす」。(嫌疑で)暗くなっている心を明るくする。
「あかり」 「り」=逆Y+カセ
カセ・・・周期的に動いている
逆Y・・・広がる
ここから「あかり」は、おそらく松明みたいなもの。
投稿: ひらおか | 2010年2月27日 (土) 17時00分
あかあかや あかあかあかや あかあかや
あかやあかあか あかあかや月 明恵上人
ひらおかさま。
亡父が大変好んでいた、明恵上人のお歌です。
若かった私は???
その時は、どうしても「月が赤い」みたいな感覚で、
「月が煌々と明るかったんだよ」と説明されても、
父の感激が本当には理解出来なかったのです。
「あか」といえば、もう反射的に「赤」
このような刷り込みは、父の代まではまだ薄かったのでしょうね?
ヲシテを勉強することで、
ヤマトコトハの、本来の意味をもっと知り、
伝えていきたいなと思ったことでした。
今日は、父のそのココロを深く想い、
なにか懐かしい気持ちになれました。
投稿: びーちぇ | 2010年2月27日 (土) 20時07分
ヲシテの成立時代の「日本語」は素晴らしいですね。
若葉に朝露がしたたりに集まり風にそよいでいるようです。
安曇川行きの際に、
「オキツホ」の峰にあがってこようかと思っています。
投稿: いけだ | 2010年3月 1日 (月) 23時28分
池田先生
お読み頂いて有り難うございます。
本当に、ヲシテの奥の深さと、
その瑞々しい感覚には、
いつも、いつも、
心洗われるような気が致しております。
「オキツホ」にいらっしゃるのですね?
私も、あまり年取らないうちに(笑)行ってみたいと願っています。
どうか良いご旅行となりますように。
投稿: びーちぇ | 2010年3月 2日 (火) 12時55分
またも発見です!
明るいことを色にしたのが「シロ」ではないでしょうか?
シロは、東の色とされています。
そして東から光が射して明るくなっていきますよね。
光そのものの色がシロ。
シ・・・ーで、光を受け止め、∩で日ごとに繰り返す。
成すことにも通じます。
それは万物が光により育まれているから。
ロ・・・逆Yの相(子音)で、シの意味をまっすぐ通し、
分散して他に及ぼす。それを□でしっかり現実化。
そうしますと、
シロ ←→ クロ
白 ←→ 黒
立派に対になるではありませんか!
おまけに、どちらの色からも「育む」という意味をイメージできます。
明るい地上でも、そして暗い闇・土の中でも。 \(^o^)/
そうか、だから
「シロ クロ コマ」なんですね?
ツキヨミさまの御子「イフキヌシ」さまは、シロコマ。
アマテルさまの皇子「クマノクスヒ」さまが、クロコマ。
従兄弟同士で、仲良く色違いのコマにお乗りになって、
アマテルカミのミテクルマの両脇で護衛していらした・・・
アマテルカミに献上の特別なお馬は、
「コカネ ヒツメ ノ クロコマ」
日の御子がお乗りになるのには、
だからこそ、クロコマが相応しいと思いました。
ご自身が太陽であられ、世を照らされますから。
クロコマに乗られることで、
明るさと暗さの両方のエネルギーを得られ、
それを全て発揮される。
ツキヨミさまは、アマカミの光を受けて働かれる御方です。
御子も「シロコマ」に乗られることで、
光のエネルギーを得て、素晴らしいお働きをされるとの、
縄文哲学からの知恵だったのでしょうね。
投稿: びーちぇ | 2010年3月 2日 (火) 13時50分
シロ・クロを対比させると、
「ロ」は同じです。
「ロ」は、定常的に放散しているということになろうかと思います。
すると、
「シ」・・・ - + ∩
「ク」・・・ | + △
これによって、白黒が説明されなければならないことになります。
図象をじっと見る限り、
「シ」は反射か吸収で、「ク」は透過ではなかろうかと思います。
暗闇に光が差し込み、手をかざすとそこは白く、手をのければそこは黒く、そんなイメージではないでしょうか。
投稿: ひらおか | 2010年3月 6日 (土) 10時06分
> ひらおかさま
詳しい解説、有り難うございます。
イメージがわきます☆
で「ク」は動きそのものですから、暗闇で見えなくても、
しっかりアのエネルギーを放射し続けるのですね?
「シ」も、光のエネルギーを放射し続ける。
ヲシテは、本当に素晴らしいと思います☆
投稿: びーちぇ | 2010年3月 6日 (土) 10時23分
>で「ク」は動きそのものですから、暗闇で見えなくても、
>しっかりアのエネルギーを放射し続けるのですね?
そう思います。
「無」
とか、
「真空」
というような種類の発想ではなく、
その後の「ロ」を強調しているような感じではないでしょうか。
この手の発想は、「ウツホ」とかにも共通です。
みえないところに、何かが静かに息づいている感じです。
それが、現われると見えるようになる、そんな世界観なのでは
ないかと思われます。
飛躍して言えば、あらゆるものにイノチを見ているということ
になるのではないでしょうか。
投稿: ひらおか | 2010年3月 6日 (土) 11時57分
>しっかりアのエネルギーを放射し続けるのですね?
「ク」自体は、通り抜けている感じではないでしょうか。
エネルギーは行き来しているんだけれど、
遮るものがないので、見えない状態。
最近の我々は、
光を遮ると、影が出来て、黒くなる
と思っているんですが、当時の発想はそうではなかった
ということなんでしょうね。
あるいは、逆で、大地から何かが放射されている、
という風に、「|」を上下逆に解釈するんでしょうか。
投稿: ひらおか | 2010年3月 6日 (土) 12時03分
なるほど。
こうやって、さまざまに、考え合わせることで、
とても良い勉強になります!
有り難うございます。 (^-^)/☆
投稿: びーちぇ | 2010年3月 6日 (土) 13時26分