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2010年2月26日 (金)

思うこと、イロイロ  

Photo_4



ヲシテを、相(子音)と態(母音)に分けて、自分で書いてみる。

そして、じっと見て考え合わせますと、

新しい世界が広がっていくのが判ります。


ですから、ヲシテを知りたい、勉強したいと思うすべての方に、

この方法を、お勧めしたいと思っております。


さて、今回お馬さんシリーズで、

いつものように気になるコトハを、片っ端から調べたり、書いたり、比較したり、

何日も、何日も、やっておりました。

・・・ええ、結構大変だったんですよ。

それでも、とことんやってみると、目的以外のご褒美もいっしょに頂けるものです☆

それは、今の私のレベルではありますが、

当時の色について、かなり把握が進んだということ。


アオは、漢字の青ではなく、アカは、赤ではなかった!!!


これは、本当にビックリでした。

アオについては、前エントリ後半に分析致しました。

「若く勢いのある、元気な」

また、色としては「深緑」なのです。

漢字のに近い色は

「クレナイ」が西の色、

「ニ」は西に沈みゆく太陽の色、また紅葉の色と書かれています。


では「アカ」はどんな意味なのか・・・?

下の図象をご覧下さい。



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このように明と暗を、

「アカ」と「(マ)クラ」で表したのですね!


「アカ」

源からのエネルギーが、上下に行き交って循環し、

「今、明るく輝いている」

でも2文字目の「カ」の○の意味から、

「今後どうなるかは判らない・・・」と、変化の可能性を示唆しています。


そういえば、世界は朝が来ると明るくなり、そして夜には暗くなる。

必ず日ごとに変化するものですから。ね?


そして、明るさというのは色では表しにくいのに対し、

暗さは、表しやすい。

だから「クラ」「クロ」として、黒い色にも使ったわけです。



「クラ」

よく使われるのは「マクラ」で、マはクラを強調、真っ暗。

「ク」は、ミヲヤからのエネルギーがまっすぐ降り、

また下からも上に行き交い、力強く動いているのです。

しかし「ラ」の態が、○のために、

その動きもエネルギーも分散していって現実化しない・・・つまり無くなってしまう。

それが「暗い」ということではないでしょうか。

「ロ」であれば、現実世界のものとなり力強く働くのですが。


クロはどこにあるかというと、地面の下、深いところを「クロトコロ」と言い、

その場所の色、働いている力、と解せます。

ですから「クロコマ」という訓練された黒い馬は、

そのような強く良く働くエネルギーを持っていると理解されて、

貴重なものと大事にされたのだと思います。



ここで、忘れてはいけないこと。


私たちのヲシテの1字1字の、

基本的な相(子音)態(母音)の哲学的意味は変わりません。

でも組み合わせにより、使い方により、いくつもの表現が出来るのです。


つまり、

「アカ」=「明るい」だけではない、いつか変化することが内包されている。

ですから使い方により、現在にポイントを置くか、

後の変化するであろうことにポイントを置くか・・・


「ミ ノ アカ」という、

いかにも漢字の「垢」と思える言葉も、

「ハハ ノ アカ チ」という「赤血」と簡単に思ってしまうフレーズもあります。

でも、似てるけど・・・やっぱり違うんですよねえ・・・  


前後の文を読み、きちんと「相・態」を使って分析すれば、

ある時、ええっ!と、

目から鱗が落ちることがあるかも知れません。

でも、「よみがえる日本語」を片手に、

構文までも考えないと解けないかなあ・・・ 汗)


                            原文はこちら



皆さまも、どうぞ解読に挑戦してみて下さいませ。



「マヌカルル」という動詞も原文にありますが・・・これヒントかも。

オマケのヒント?を、もう1つ。

「マカル」の意味も重要じゃないでしょうか。

 

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コメント

ほんまですねぇ。


「明るい」の反対は、
「暗い」とすぐに答えられるのに、

「赤」の反対は、
「青」だとかになってしまってますね。

いまや「赤」と「明るい」が同じイメージからきていることすら、
忘れ去られています。
この原因は、漢字当てはめにあるんでしょうね。

ヲシテは、言葉に隠れている、
日本語の本来の姿を見せてくれます。


「あか」は、

  何もない暗闇に、ポン、と光が投げ込まれた。
  暗闇で、火をおこしていて、火がついた。
  夜の闇を、月が明るくしてくれる。
  朝日が昇り、夜が明けた。

そういう「明るさ」が元々の意味か。

ココロを「あかす」。(嫌疑で)暗くなっている心を明るくする。

「あかり」  「り」=逆Y+カセ
           カセ・・・周期的に動いている
           逆Y・・・広がる

       ここから「あかり」は、おそらく松明みたいなもの。           

投稿: ひらおか | 2010年2月27日 (土) 17時00分

あかあかや あかあかあかや あかあかや
あかやあかあか あかあかや月    明恵上人

ひらおかさま。
亡父が大変好んでいた、明恵上人のお歌です。

若かった私は???
その時は、どうしても「月が赤い」みたいな感覚で、
「月が煌々と明るかったんだよ」と説明されても、
父の感激が本当には理解出来なかったのです。

「あか」といえば、もう反射的に「赤」
このような刷り込みは、父の代まではまだ薄かったのでしょうね?

ヲシテを勉強することで、
ヤマトコトハの、本来の意味をもっと知り、
伝えていきたいなと思ったことでした。

今日は、父のそのココロを深く想い、
なにか懐かしい気持ちになれました。

投稿: びーちぇ | 2010年2月27日 (土) 20時07分

ヲシテの成立時代の「日本語」は素晴らしいですね。
若葉に朝露がしたたりに集まり風にそよいでいるようです。


安曇川行きの際に、
「オキツホ」の峰にあがってこようかと思っています。

投稿: いけだ | 2010年3月 1日 (月) 23時28分

池田先生

お読み頂いて有り難うございます。

本当に、ヲシテの奥の深さと、
その瑞々しい感覚には、
いつも、いつも、
心洗われるような気が致しております。

「オキツホ」にいらっしゃるのですね?
私も、あまり年取らないうちに(笑)行ってみたいと願っています。

どうか良いご旅行となりますように。

投稿: びーちぇ | 2010年3月 2日 (火) 12時55分

またも発見です!sun

明るいことを色にしたのが「シロ」ではないでしょうか?
シロは、東の色とされています。
そして東から光が射して明るくなっていきますよね。
光そのものの色がシロ。

シ・・・ーで、光を受け止め、∩で日ごとに繰り返す。
    成すことにも通じます。
    それは万物が光により育まれているから。

ロ・・・逆Yの相(子音)で、シの意味をまっすぐ通し、
    分散して他に及ぼす。それを□でしっかり現実化。

そうしますと、

シロ ←→ クロ
 白 ←→ 黒

立派に対になるではありませんか!
おまけに、どちらの色からも「育む」という意味をイメージできます。
明るい地上でも、そして暗い闇・土の中でも。   \(^o^)/

そうか、だから
「シロ クロ コマ」なんですね?

ツキヨミさまの御子「イフキヌシ」さまは、シロコマ。
アマテルさまの皇子「クマノクスヒ」さまが、クロコマ。

従兄弟同士で、仲良く色違いのコマにお乗りになって、
アマテルカミのミテクルマの両脇で護衛していらした・・・

アマテルカミに献上の特別なお馬は、
「コカネ ヒツメ ノ クロコマ」
日の御子がお乗りになるのには、
だからこそ、クロコマが相応しいと思いました。
ご自身が太陽であられ、世を照らされますから。
クロコマに乗られることで、
明るさと暗さの両方のエネルギーを得られ、
それを全て発揮される。sun

ツキヨミさまは、アマカミの光を受けて働かれる御方です。
御子も「シロコマ」に乗られることで、
光のエネルギーを得て、素晴らしいお働きをされるとの、
縄文哲学からの知恵だったのでしょうね。moon1

投稿: びーちぇ | 2010年3月 2日 (火) 13時50分

シロ・クロを対比させると、
「ロ」は同じです。
「ロ」は、定常的に放散しているということになろうかと思います。

すると、
「シ」・・・ - + ∩
「ク」・・・ | + △
これによって、白黒が説明されなければならないことになります。

図象をじっと見る限り、
「シ」は反射か吸収で、「ク」は透過ではなかろうかと思います。

暗闇に光が差し込み、手をかざすとそこは白く、手をのければそこは黒く、そんなイメージではないでしょうか。

投稿: ひらおか | 2010年3月 6日 (土) 10時06分

> ひらおかさま

詳しい解説、有り難うございます。
イメージがわきます☆

で「ク」は動きそのものですから、暗闇で見えなくても、
しっかりアのエネルギーを放射し続けるのですね?

「シ」も、光のエネルギーを放射し続ける。

ヲシテは、本当に素晴らしいと思います☆

投稿: びーちぇ | 2010年3月 6日 (土) 10時23分

>で「ク」は動きそのものですから、暗闇で見えなくても、
>しっかりアのエネルギーを放射し続けるのですね?

そう思います。

「無」

とか、

「真空」

というような種類の発想ではなく、
その後の「ロ」を強調しているような感じではないでしょうか。

この手の発想は、「ウツホ」とかにも共通です。
みえないところに、何かが静かに息づいている感じです。
それが、現われると見えるようになる、そんな世界観なのでは
ないかと思われます。

飛躍して言えば、あらゆるものにイノチを見ているということ
になるのではないでしょうか。

投稿: ひらおか | 2010年3月 6日 (土) 11時57分

>しっかりアのエネルギーを放射し続けるのですね?

「ク」自体は、通り抜けている感じではないでしょうか。

エネルギーは行き来しているんだけれど、
遮るものがないので、見えない状態。


最近の我々は、

  光を遮ると、影が出来て、黒くなる

と思っているんですが、当時の発想はそうではなかった
ということなんでしょうね。


あるいは、逆で、大地から何かが放射されている、
という風に、「|」を上下逆に解釈するんでしょうか。

投稿: ひらおか | 2010年3月 6日 (土) 12時03分

なるほど。

こうやって、さまざまに、考え合わせることで、
とても良い勉強になります!

有り難うございます。 (^-^)/☆

投稿: びーちぇ | 2010年3月 6日 (土) 13時26分

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